コミュニティケアについて
ディ・グリューネンは、高齢者への地域ぐるみのチームアプローチでコミュニティを創造します。
ホスピス・ケアからコミュニティ・ケアへ
チーム・アプローチは、さまざまな職種の専門家達がチームを組んでケアにあたる、ホスピス・ケアのもっとも大切な条件です。そのチーム・アプローチが、医療や福祉の形をネットワ-ク型、あるいは市民参加型のものへと変えることにより、地域ぐるみで実施されることが必要とされています。
これまでの医療・福祉における、ケアする人(ケア・ギバー「care giver」)とケアされる人(ケア・テイカー「care taker」)の一方通行の関係は、ケア・ギバーであると同時にケア・テイカーであるという相互的な関係に進化していく必要があります。
ディ・グリューネンが目指しているコミュニティ・ケアは、地域に暮らす人々全体がお互いを大切にしあい、共に生きるという心の動きである「ボランティア・イン・スピリット」を尊重しています。
厚別老人施設ディ・グリューネンは、施設自体がコミュニティであると同時に、地域社会の一員であり、地域の人々のために地域社会のひとつの機能を果たす役割をもって存在しています。ディ・グリューネンは、地域の皆様の交流の場として、人と人、人と地域社会が相互に影響しあい成長していくことを目指すコミュニティ(共同社会)の中核として、一人ひとりが主体的にコミュニティ・ケアを創っていくよう地域の皆様とともに努力していきます。
ディ・グリューネンの基本理念
- ホスピス・ケアの拡大
- 地域社会の交流の場とする
- ボランティア・イン・スピリット