ごあいさつ
ディ・グリューネン[ドイツ語で”緑”の意味]は札幌の大自然が色濃く残る野幌森林公園に隣あわせて位置しています。
広大に息づく原始林は自然のいとなみそのままに美しく力強く、そして人類への優しさという活力を内に秘めながら物静かにたたずんでいます。
世界各国で環境保護運動がエコロジーとして叫ばれるなかディ・グリューネンはもっと深いところで人間同士の関係や人間対自然の関係を問い直すことで積極的にエコロジーに参加したいと思っています。
その根本は人間同士の温かい交流を基礎とした"やさしさ"による医療と福祉の融合です。
高齢者社会を迎え、これからの医療は人々の健康増進から予防、診断、治療、リハビリテーションまでの一貫した総合的な医療が求められます。
このような観点から、高齢者の医療と福祉はひとつのホスピス・ケアであるとディ・グリューネンは考えます。
そして今、ディープ・エコロジーとしてのホスピス・ケアからコミュニティ・ケアへと成長していくことそれが、ディ・グリューネンの願いです。
”緑”は私たちにいろいろなことを語りかけてきます